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鶏眼(けいがん)・胼胝(べんち)

足や手などの皮膚の一部分が繰り返し圧迫刺激を受けると、皮膚の一番外側にある角質が増殖し、固く肥厚してきます。
内側に向かって肥厚していくのが鶏眼(ウオノメ)で、外側に向かって肥厚していくのが胼胝(タコ)です。
ウオノメとタコの違いは痛みの有無で、タコは表面が固くなるだけで痛みはありませんが、ウオノメは皮膚の深部に向かって増殖していくため、神経を圧迫し痛みを伴います。
痛みがある時には、薬品を使って角質を軟化させる処置を行ったり、硬くなった角質をメスやレーザーで削り取ります。
削り取ることにより生活に支障のない程度には簡単に出来ますが、再び外部からの圧迫が加わるとすぐに再発します。重要なのは、原因になっている圧迫を避けることで、キツイ靴や硬い靴、パンプスなどを履かないことです。

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

皮脂腺の多い脂漏部位に多く発生するので脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)とも言います。
老化に伴って発生する良性の腫瘍で、頭・顔・体などに多発して発生します。色は薄茶色から黒色、形状は平坦からイボ状のものまで様々です。
悪性化することがないので気にならなければ特に治療の必要はありませんが、美容的に気になったり、引っかかって出血したりする場合は切除したほうが良いと思います。 レーザーやメスによる外科的切除により治療を行います。

スキン・タッグ

首のまわりに多発するイボのことです。良性の腫瘍なので放置していても良いのですが、衣類でこすれたりして炎症を起こすことがあり、美容上の問題も生じてきますので、希望がある場合は治療の対象となります。
レーザーやメスによる外科的切除により治療を行います。麻酔は必要ありませんので、一度に20個ぐらいのイボを治療できます。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

ヒトパピローマウイルスの感染で起こるウイルス性のイボのことです。直接の接触により皮膚の弱い所からウイルスが入り込むため、伝染し多発します。
イボをいじった手で、湿疹や肌が荒れている所を触ると、伝染し易いので注意して下さい。手掌と足底のイボは鶏眼に似ているので、間違えられることがあり注意が必要です。
ウイルス性のイボの中で、青年によく見られる顔の多発性の扁平なイボを青年性扁平疣贅、陰部あるいは肛門周囲に出来るものを尖圭コンジロームと言います。
液体窒素により治療を行いますが、全てのイボを確実に治療しないと再発するので、しっかり治療を続けてください。

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)

子供によく見られる伝染性のイボで、通称水イボと言います。伝染性軟属腫ウイルスの感染によるもので、接触感染します。裸で接することの多いプールなどで感染することが多いようです。自然に治ることもありますが、放置すると数がどんどん増えていったり、他人へ感染することもあるため、スイミングスクールなどに通っているお子様は治療を受けられたほうが良いと思います。
治療は水イボを取るためのピンセットを用いてイボを摘み取りますが、小さなお子様の場合には、麻酔のシールを使用してから行います。